「シチューだったから冷めても大丈夫だったね」
「・・・そ・・・だね・・・・・・」
「修二に残さず食べてもらえて嬉しい」
「なっちゃん・・・料理・・・上手だもん・・・」
「ありがとう。でも・・・」
「どうしたの・・・?」
「いっぱいこぼすのは行儀良くないよ?」
「こ・・・れ・・・・・・だっ・・・て・・・こぼれちゃ・・・・・・」
「勿体無い」
平らげた晩飯の皿を見ながら、熱い呼吸を繰り返す修二に語りかける。
彼のアナルの中にはまだ沢山の苺が収められていて、その状態で椅子に座らせ食事を摂らせていた。
上だけ着替えさせ、下は何も纏わないままで。
顔を真っ赤にする修二の元に歩み寄り、ベトベトになっている尿道口を指先でぐりぐりといじってやる。
「ぁっ・・・はぁん・・・」
「御飯は綺麗に食べられるのに、どうしてこっちはすぐにこぼしちゃうの?」
「おし・・・り・・・・・・」
「お尻に苺がいっぱいで感じちゃうから?」
「ぼ・・・く・・・・・・」
「修二?」
耳元で揶揄するように囁いていると、椅子からふらふらと立ちあがった修二が縋り付くように俺に抱き付いてきた。
「ね・・・もぅ・・・いれ・・・て・・・・・・」
俺の胸に顔をうずめて、懇願する。
「下の口の中、これ以上入らないでしょ?」
「・・・なっちゃ・・・の・・・おち・・・ち・・・ほち・・・ぃ・・・」
「苺、出しちゃうの?」
「ぅん・・・」
「じゃあ、ちゃんと自分で全部出せたら挿れてあげる。出来る?」
「・・・する・・・っ・・・」
下半身を震わせながら、修二は机に上半身を任せ腰を俺のほうに突き出すポーズになった。
ペニスを挿入して貰えるのが嬉しいのか、この状況に興奮しているのか、修二の頬は一層赤くなっている。
「お腹に力を入れるんだよ」
「んぅ・・・ぁっ、ぁあ・・・ッ・・・」
ツプッ
一番浅く入っていた苺が、準備していた俺の掌に落ちた。
ぬめりはあるものの、中では潰れておらず形は綺麗なままだった。
「ほら、口開けて」
「ぁ・・・ん・・・」
「今まで、修二の中に入ってた苺だよ」
「・・・・・・・・・おぃしぃ・・・・・・」
修二は抵抗なく自分のアナルの中に挿入されていた苺を頬張った。
苺の赤い果汁がその口元を滑る様子が堪らなく淫靡で、俺自身、よく犯さずに耐えていると自負してしまう程だ。
くぷっ、ちゅぷん
「ぁはぁっ・・・ぁあっ・・・あ、ぁああん・・・っ」
果実がアナルから出ていく瞬間の刺激にも大きく喘ぎながら、修二は必死に体内から苺を搾り出し続けた。
その間も勿論、先走りは溢れて止まない。
ぢゅぷっ
「これが最後の1つだ」
「ん・・・・・・ぅ・・・」
「あぁ良い子、良い子」
体内に納められていた苺を全部食べきった修二の頭を撫で、誉めてやる。
それだけで無邪気に喜ぶ修二がまた、可愛い。
俺はズボンと下着を脱ぎ、修二が座っていた椅子にゆっくりと腰掛けた。
「修二、おいで」
「なっちゃんっ・・・なっちゃぁんっ・・・」
両手を広げて招く。
待ち侘びていたとばかりに修二は俺の腕に飛び込み、足にまたがって腰を落とす。
ズプンッ、ジュプッ
「ぁあぁっ・・・はぁっ・・・ぁ・・・んふ・・・んん」
ちゅ、くちゅぅ、ちゅくっ
俺のペニスを根元まで受け入れ、悦びに喘ぐ修二の唇をキスで塞ぐ。
舌を絡ませ、口腔の修二の弱い部分を責めながら、腰を緩やかに揺らしてやる。
「っ・・・んんっ・・・ふ・・・むぅ・・・っ・・・」
何度も角度を変えて深いキスを交わす。
修二がすぐにでも射精出来る状態だと分かっていたため、敢えて激しくは動かない。
ちゅぅっ
「修二の中・・・すっごく熱いね」
「な・・・ちゃぁ・・・きもち・・・よ・・・ぉ・・・っ」
「俺もだよ・・・」
グチュ、ズチュッ、ヂュプッ
結合部から濡れた音が絶え間なく漏れ続けていた。
「あっ・・・ああん・・・ぃいっ・・・おちんちん・・・いぃ・・・っ」
「修二のおちんちんは、ミルク出したいってずっとビクビクしてるね」
「て・・・っ・・・も・・・と・・・おし・・・り・・・ぐちょぐちょ・・・してぇ・・・っ・・・」
「強く動いて欲しい?」
「ぅ・・・んっ・・・うんっ・・・ほしぃ・・・いっぱい・・・っ」
ズプズプッ、ジュプッ、ズブッ
「あぁあっ・・・あ、ぁあっ・・・なっちゃ・・・っ・・・ぁああんっ」
強めに突き上げてやると、修二は今までより更に高く甘ったれた声で鳴き、俺のペニスを痛いほどに締め付けた。
「俺も、イきそうだ・・・」
「はぁっ・・・はっ・・・ぁあっ・・・あ・・・」
「修二、キツくても我慢してね」
「ひぁっ・・・あぁあんっ・・・あ、あ、ああっ・・・」
挿入し、俺に抱きつかせたままの修二の足を抱え上げて立ちあがる。
自身が腰を動かす代わりにその足を大きく揺さぶりアナルを深く犯す。
望んでいた激しい快感を与えられ、修二は息をするのも二の次に嬌声を上げていた。
「もう出すよ、修二」
「あぁんっ・・・ぼく・・・も・・・ぉっ・・・ぁああっ・・・」
ズチュッ、グチュグチュッ、ジュププッ
修二の足をガクガクと揺らしながら、自らの射精の為に同時に腰も打ち付けた。
彼の中の心地良さと、その痴態に加減が効かなくなる。
「あぁっ・・・なっ・・・ちゃ・・・・ぁ、あ、あぁああん・・・っ」
ペニスで与えられた最奥への刺激で修二は絶頂を迎えた。
放出された精液は、抱き付いている俺の腹部をツーと流れ落ちて行く。
ジュプッジュプッ、ズップッ
「俺のミルクちゃんと飲んでね・・・」
「・・・・・・みる・・・く・・・ほち・・・ぃ・・・・・・」
「うっ・・・・・・」
「っ・・・ぁっ・・・あんっ・・・あ・・・あちゅ・・・っ・・・」
「ふ・・・全部入ったよ・・・」
限界に達した精を修二の中に全て吐き出す。
しがみ付いているのが辛そうだったので、繋がったまま修二を近くのソファに寝かせてやった。
「ぁ・・・ん・・・おし・・・り・・・うれし・・・・・・」
「苺とどっちが良い?」
「みるく・・・いぃの・・・っ・・・」
「嬉しいな・・・」
深い射精の余韻に浸りながら、2人でしばらくじゃれ合っていた。
キスしたり、軽く体を触り合ったり、まるで恋人がするような、それ。
ソファに流れる髪を撫でていると、今までそれを嬉しそうにしていた修二が不意に表情を濁らせて話し始めた。
「ね・・・なっちゃん」
「なに?」
「ぼくの事好き・・・?」
「どうしたの?好きじゃなきゃこんな事しないよ」
「ぼくが兄弟だから・・・?」
「修二・・・」
質問を聞いている内に、修二が俺に何を聞こうとしているのかを察した。
どこかで疑問に思いながら敢えて避けてきた事。
お互いの為にあやふやでいたほうが良いと思ってきた事。
“俺達の関係は一体なんなのか”
セックスでずるずる引き延ばされる現状を先にハッキリさせようとしたのは修二だった。