■ラーサー×パンネロ 184 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/04/03(月) 02:28:02 ID:g8+tG1yL 「あの…ラーサー様。こんな事は…」 突然の告白に戸惑うパンネロ。身分違いの恋。そんな常識が彼女の心を縛る。 「ずっと心に秘めていようかとも思いました。でも、これだけは伝えておきたい。そう思ったから」 以前は見上げるようだった、併し今は真正面から彼女を見据える双眸。 (ラーサー様…背が高くなったんだ…) そこに宿る真摯な光だけは変わらず、彼女の心に強さと、 そして安らぎを与えてくれるのだった。 「あ、あの…ラーサー様、私も…」 頬を赤らめて俯くパンネロ。 ふと自らの首もと、ヴァンから貰ったペンダントが目に入る。 「ごめんなさい。もう少し、もう少しだけ考えさせて…ください」 (ああ…私は何て臆病なんだろう) 「僕はいつまでも待っています。一つの答えを信じて」 「アイアッエアヨー(何やってんだよ…」 止めたいと思いつつも、どうにもならない透明な壁に阻まれ ずっと傍で泣きながら見守る事しかできないヴァンなのであった。 |
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